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西安-成都を4時間で走破 西成高鉄が開通 2等席260元

 西安-成都を4時間で走破 西成高鉄が開通 2等席260元


陝西省の省都西安市と、四川省の省都成都市をつなぐ高速鉄道「西成高鉄」が12月6日開通した。これまで13時間を要していた同区間の移動が、わずか4時間に短縮された。
    駅数は全14駅。西安北駅から仏坪駅、漢中駅、広元駅、剣門関駅などを経て、成都東駅へ至る。険峻な秦嶺山脈付近では勾配のついたトンネルが連続することになるが、この日朝 8時45分に成都を出発した一番列車D4252便に乗車したとろ、この区間でも携帯電話の電波状態は終始良好だった。
    主力として投入される車両は「CRH3A」型で、窓が広く、障害者向け設備を備えていることも特徴。平均時速250kmで走り、年末のダイヤ調整後は西安-成都間を最短3時間27分で走破する便も登場予定だ。
    乗車料金は2等席263元、 1等席397元。途中下車では、例えば成都駅から広元駅まではそれぞれ111元と154元。開通初日のこの日は水曜日だったが、前日の時点で全7往復便のうち6往復ぶんが全て売り切れた。週末の金曜午後及び日曜午後の成都から西安への便も、座席は満席となっていた。両都市とも人気観光スポットを多く抱えているため、特に週末のチケットは早めの手配が必要となりそうだ。
 
【封面新聞 126日】
2017-12-26 17:56:47